myherbs’s diary

気軽に楽しんでいただけるハーブや薬膳を紹介していきます。

急なのぼせや汗、なんとかしたい時のおすすめハーブティー

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

今年の夏は暑かったですね。まだ暑い。アラフィフ、更年期真っ只中の私はとうとうホットフラッシュ?それともみんな暑いの?クーラーが効いて涼しいなと思っていると急にカーっと上半身が熱くなったり、クーラーを効かせて寝ているのに朝方急に熱くのぼせて起きてしまったり。このような症状に効果的なハーブを紹介します。

 

ホットフラッシュとは?

40代後半から50代の更年期によく見られる上半身や頭部が突然カーっと熱くなったり、大量の汗が出たりする症状です。女性ホルモンのエストロゲンの減少による自律神経の乱れに加え、ストレス、寝不足、運動不足など生活習慣の乱れによって起こります。更年期でなくても、ストレスなどによる自律神経の乱れにより症状が出ることがあります。

 

  

おすすめハーブはセージ

セージに含まれるサルビアタンニンには収れん作用や発汗を抑える作用があり、ホットフラッシュの予防や改善、寝汗の緩和に役立ちます。女性ホルモンに似た働きを持ち、ホルモンバランスを調整することにより症状を緩和します。

セージの様々な作用と効果

  • 喉の腫れ、咳痰の緩和
  • 歯肉炎、口内炎の予防改善
  • 消化促進
  • 発汗抑制、母乳分泌抑制
  • 月経障害、更年期の諸症状の改善

抗酸化、抗菌、抗真菌、収れん作用などにより様々な作用があり、全身の健康を守る長寿のハーブとも言われます。

セージの種類

今回紹介している、お茶におすすめセージは、Salvia officinalis(コモンセージ)です。

アロマテラピーでは、Salvia sclarea(クラリセージ)精油を使います。

ヨガや瞑想にお香のように焚くものは、Salvia apiana Jeps(ホワイトセージ)です。

汗を抑えたい時のハーブティーの服用方法

発汗などには熱湯で5分ほど抽出した後、冷ましてから飲むようにしてください。前回紹介したこもった熱を冷ます作用がある緑茶とブレンドすると飲みやすくなります。(ハーブティーは食品です)

 

herbs-healthy.com

注意事項

高用量の3週間以上の連続使用は避けてください。

妊娠中、授乳中の方は使用を避け、糖尿病や高血圧、てんかんなどの持病がある方は注意が必要です。

 

 

ホットフラッシュの漢方の考え方

足元が冷えているのに、上半身にのぼせなどの熱さを感じる場合、体の上下の「寒熱」のバランスが乱れている状態です。お腹や足首を冷やさないようにしましょう。自律神経の乱れ、食生活の乱れ、更年期障害など様々な要因から起こります。

皮膚や目、髪の乾燥を伴ってのぼせがある時は、陰虚」と言って、潤いや余分な熱をさます体の中の必要な水分血液などが足りていない状態です。目を使いすぎない、十分な睡眠をとることが「陰液」(体に必要な潤いや水血)を体の中で作ることに役立ちます。

 

まとめ

セージは様々な作用があり、タンニンの収れん作用により汗を抑えたり、女性ホルモンに似た働きによりホルモンバランスを整えることで更年期から来るホットフラッシュを緩和します。セージのすっきりとした香りはリフレッシュでき、自律神経を整えます。食事、運動、睡眠を見直すことが大切で、更年期の方は、大豆製品を積極的に食事に取り入れることも効果的ですね。

更年期は10年ほどにわたると言われています。私はそろそろ折り返しかな。ハーブやアロマ、薬膳など漢方も取り入れて笑顔で乗り切りたいと思います。