今年もそろそろ飛び始めています。ムズムズしてませんか?
毎年、長い方は1月後半から5月くらいまでスギやヒノキなどの花粉に悩まされているのではないでしょうか。
植物の機能性成分を使って花粉症ケアをする、今回は花粉症の方におすすめのハーブティーを紹介します。
花粉症におすすめハーブ
ハーブではくしゃみや鼻水、鼻詰まりに直接働きかけるケアと、根本原因になっているアレルギー体質を改善するケアがあります。
ネトル
血液を浄化するクロロフィルを含み、アレルギー体質を改善し症状を和らげます。ドイツなどでは春先のアレルギーなどの予防に春季療法としてハーブティーなどで使われます。
エルダーフラワー
ヨーロッパやアメリカの伝統医学でも使われてきた歴史あるハーブです。血管透過性を調節して、粘膜や毛細血管の炎症を鎮める働きがあります。鼻や喉の粘膜の炎症によるくしゃみ、鼻水、鼻詰まりを除去する作用が期待できるので、花粉症や風邪の引き始めに効果的です。
ルイボス
老化に関わる活性酸素を取り除き、不老長寿のお茶とも言われます。花粉症などアレルギーの原因になるロイコトリエンという化学伝達物質を抑える作用が報告されています。
ジャーマンカモミール
炎症を鎮めてリラックス効果があるので、花粉による皮膚の炎症などがある時におすすめです。ルイボス同様ロイコトリエンを抑える作用が報告されています。
ペパーミント
鼻水が大量に分泌されたり、鼻詰まりが長く続くと頭がぼーっとしたり、重たく感じたりする場合があります。そんな時にはペパーミントのl-メントールの清涼感が中枢神経を刺激し、脳の働きを活性化します。爽やかな香りは、鼻詰まりをスッキリさせて頭痛などを和らげます。
ローズヒップ
花粉症のくしゃみ、鼻水、目の充血などの症状が長く続き、炎症がひどくなると大量のビタミンCが消費されます。レモンの20〜40倍の天然ビタミンCをチャージできます。
ハーブティーブレンド
ネトルのティーは継続的に飲むことをおすすめします。
ドイツの春季療法ではネトル&エルダーフラワーが有名です。
鼻詰まりや頭痛がある時はペパーミントを加えてスッキリ、香りを楽しみながら温かいハーブティーを味わいましょう。
花粉症による炎症が長く続いている時は、ローズヒップをプラスしてビタミンCを補給してください。
ルイボスティー&ジャーマンカモミールは手に入りやすいハーブです。皮膚の症状が気になる方におすすめのブレンドです。
ハーブの蒸気吸入
ボウルやマグカップなどにハーブを入れ、熱湯を注ぎ湯気を立たせます。
深呼吸するように湯気を鼻と口から大きく吸い込みましょう。
ペパーミントの爽やかな香りで症状も気持ちもスッキリです。
消炎作用のあるラベンダーやジャーマンカモミールは症状も気持ちも落ち着きます。
ハーブは花粉症の症状と症状が続くことによるイライラの両方、心身ともにケアすることに役立ちます。
日々の生活にハーブを取り入れて、健康と綺麗を目指しましょう。