myherbs’s diary

気軽に楽しんでいただけるハーブや薬膳を紹介していきます。

アンチエイジングに、お節料理の定番「黒豆」がおすすめ

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黒豆は日本で古くから食べられてきました。江戸時代にはお正月のお節料理として、醤油や砂糖で煮た黒豆が食べられていたようです。黒豆は、まめに暮らし、まめに働き、1年元気に健康に過ごせるようにとの願いを込めてお節として食べられてきました。

タンパク質やイソフラボン、ミネラルなど栄養豊富な食材で、私はお正月でなくても常備して、良く食べるようにしています。

生命力と免疫力の元となる腎の働きを助ける黒の食材は、活動的になる春に備え、冬に積極的に摂ると良いと漢方では考えられています。

免疫力アップ、アンチエイジングにおすすめの黒豆について紹介します。

こちらの本を読んで、私も黒豆をよく食べるようになりました。人生の大先輩である著者の川手先生のお話はとても興味深く参考になり、おすすめの著書です。

 

 

黒豆の栄養成分について

黒豆は黒大豆と言われ、大豆の品種の一つです。大豆とほとんど変わらない栄養成分を含み、黒い種皮はアントシアニンの色素によるものです。

黒豆の嬉しい効果

動脈硬化心筋梗塞など生活習慣病の予防

サポニンには脂質の酸化抑制作用があり、レシチンは脂質の代謝を促し、循環器系の生活習慣病を予防します。アントシアニンやビタミンEは血中脂肪の酸化を抑制し、イソフラボンにもコレステロールを減少させる効果があります。

高血圧予防

血液をサラサラにするサポニン、余分なナトリウムを体外に排出し血圧を下げるカリウムが含まれます。

更年期症状の緩和

更年期には女性ホルモンであるエストロゲン分泌の減少により、イライラや不安、発汗やほてりなどの症状が起きることがありますが、エストロゲンと似た働きをするイソフラボンにより症状緩和が期待できます。

骨粗鬆症の予防

イソフラボンとカルシウムの相乗効果が期待できます。

便秘の改善

不溶性植物繊維は腸の蠕動運動を活発にし、オリゴ糖は腸内環境を改善することで便通を良くします。

美肌効果

アントシアニンやビタミンEは、体内の酸化を防ぎ、肌のシワやたるみなどを防ぎます。女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするイソフラボンは、肌の弾力や潤いを保ちます。

 

漢方での黒豆の効能について

黒豆衣(こくずい)、黒豆(こくず)と言われ漢方では生薬として様々な症状に利用されています。

(消化吸収を管理する)の働きを良くして、水分代謝を良くしむくみを改善。血を補って、血を巡らせる働きがあります。老廃物を排出し解毒作用もあります。

(成長、生殖、水分代謝を司る)の働きを高め、滋養強壮、老化防止、生活習慣病の予防に役立ちます。

漢方体質タイプ、血虚、瘀血、水滞の方におすすめです。

自分の体質を知りたい方はこちら↓でチェックできます。

herbs-healthy.com

 

黒豆レシピ

圧力鍋を使った、とても簡単でシンプルな黒豆(甘さ控えめ)レシピ

材料

  • 黒豆 200g(普段は富沢商店の北海道産を使っています)
  • 砂糖 100g(花見糖を使っています)
  • 塩 少々
  • 水 1000ml

作り方

  1. 黒豆を水で洗う
  2. 黒豆を5,6時間水に浸す
  3. 2に砂糖、塩を入れて圧力鍋で10分加圧する
  4. 加圧終了後、中火で10分ほど煮詰めそのまま冷ます

煮汁ごと密閉容器に小分けし冷凍保存できます。3週間以内に食べ切るようにします。

手軽な市販の煮豆もいいですが、甘さ控えめシンプルな煮豆を是非作ってみてください。

 

黒豆茶もほっこりして美味しい。炒り黒豆とルイボスティーやほうじ茶とブレンドするのがおすすめです。ティーバッグタイプも市販で多く売られています。

ビタントニオの茶漉し付きタンブラーに炒り黒豆とほうじ茶をセット。好みの濃さに調整して入れることができるのが特徴。職場でも健康や美容に役立つ美味しいお茶を飲みたい方におすすめです。

 

 

美味しくて、栄養豊富な黒豆を摂らない手はないですよね。

免疫力アップ、アンチエイジング、美肌効果など様々な効果が期待できる黒豆を普段の食事やお茶に取り入れて、元気と綺麗を目指しましょう。