myherbs’s diary

気軽に楽しんでいただけるハーブや薬膳を紹介していきます。

アンチエイジングに、お節料理の定番「黒豆」がおすすめ

黒豆は日本で古くから食べられてきました。江戸時代にはお正月のお節料理として、醤油や砂糖で煮た黒豆が食べられていたようです。黒豆は、まめに暮らし、まめに働き、1年元気に健康に過ごせるようにとの願いを込めてお節として食べられてきました。

タンパク質やイソフラボン、ミネラルなど栄養豊富な食材で、私はお正月でなくても常備して、良く食べるようにしています。

生命力と免疫力の元となる腎の働きを助ける黒の食材は、活動的になる春に備え、冬に積極的に摂ると良いと漢方では考えられています。

免疫力アップ、アンチエイジングにおすすめの黒豆について紹介します。

こちらの本を読んで、私も黒豆をよく食べるようになりました。人生の大先輩である著者の川手先生のお話はとても興味深く参考になり、おすすめの著書です。

 

 

黒豆の栄養成分について

黒豆は黒大豆と言われ、大豆の品種の一つです。大豆とほとんど変わらない栄養成分を含み、黒い種皮はアントシアニンの色素によるものです。

黒豆の嬉しい効果

動脈硬化心筋梗塞など生活習慣病の予防

サポニンには脂質の酸化抑制作用があり、レシチンは脂質の代謝を促し、循環器系の生活習慣病を予防します。アントシアニンやビタミンEは血中脂肪の酸化を抑制し、イソフラボンにもコレステロールを減少させる効果があります。

高血圧予防

血液をサラサラにするサポニン、余分なナトリウムを体外に排出し血圧を下げるカリウムが含まれます。

更年期症状の緩和

更年期には女性ホルモンであるエストロゲン分泌の減少により、イライラや不安、発汗やほてりなどの症状が起きることがありますが、エストロゲンと似た働きをするイソフラボンにより症状緩和が期待できます。

骨粗鬆症の予防

イソフラボンとカルシウムの相乗効果が期待できます。

便秘の改善

不溶性植物繊維は腸の蠕動運動を活発にし、オリゴ糖は腸内環境を改善することで便通を良くします。

美肌効果

アントシアニンやビタミンEは、体内の酸化を防ぎ、肌のシワやたるみなどを防ぎます。女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするイソフラボンは、肌の弾力や潤いを保ちます。

 

漢方での黒豆の効能について

黒豆衣(こくずい)、黒豆(こくず)と言われ漢方では生薬として様々な症状に利用されています。

(消化吸収を管理する)の働きを良くして、水分代謝を良くしむくみを改善。血を補って、血を巡らせる働きがあります。老廃物を排出し解毒作用もあります。

(成長、生殖、水分代謝を司る)の働きを高め、滋養強壮、老化防止、生活習慣病の予防に役立ちます。

漢方体質タイプ、血虚、瘀血、水滞の方におすすめです。

自分の体質を知りたい方はこちら↓でチェックできます。

herbs-healthy.com

 

黒豆レシピ

圧力鍋を使った、とても簡単でシンプルな黒豆(甘さ控えめ)レシピ

材料

  • 黒豆 200g(普段は富沢商店の北海道産を使っています)
  • 砂糖 100g(花見糖を使っています)
  • 塩 少々
  • 水 1000ml

作り方

  1. 黒豆を水で洗う
  2. 黒豆を5,6時間水に浸す
  3. 2に砂糖、塩を入れて圧力鍋で10分加圧する
  4. 加圧終了後、中火で10分ほど煮詰めそのまま冷ます

煮汁ごと密閉容器に小分けし冷凍保存できます。3週間以内に食べ切るようにします。

手軽な市販の煮豆もいいですが、甘さ控えめシンプルな煮豆を是非作ってみてください。

 

黒豆茶もほっこりして美味しい。炒り黒豆とルイボスティーやほうじ茶とブレンドするのがおすすめです。ティーバッグタイプも市販で多く売られています。

ビタントニオの茶漉し付きタンブラーに炒り黒豆とほうじ茶をセット。好みの濃さに調整して入れることができるのが特徴。職場でも健康や美容に役立つ美味しいお茶を飲みたい方におすすめです。

 

 

美味しくて、栄養豊富な黒豆を摂らない手はないですよね。

免疫力アップ、アンチエイジング、美肌効果など様々な効果が期待できる黒豆を普段の食事やお茶に取り入れて、元気と綺麗を目指しましょう。

 

 

 

 

 

12月のおすすめハーブティー

今年も残すところ2週間程になってしまいました。若い時はイベントが多くて楽しい季節でしたが、12月はやらなければいけない事、予定が色々あって忙しい。昔、クリスマスソングは急げ!急げ!と急かされているように聞こえると母が言っていたことを思い出します。今回は忙しい12月におすすめのハーブを紹介します。

 

忘年会などで飲み過ぎ食べ過ぎが気になる方に

ダンディライオン(たんぽぽコーヒー、たんぽぽ茶)

:キク科、和名は西洋たんぽぽ

ノンカフェインで妊婦さん、産後のママに人気のハーブですが、忘年会シーズンにもおすすめです。ダンディライオンは世界各地の伝統医学で使われてきた歴史があり、蒲公英(ホコウエイ)と言って漢方薬の材料としても活用されています。

コーヒーの代わりに飲みたい方には、粉末タイプがおすすめです。

 

ターメリック(ウコン)

:ショウガ科、黄色色素クルクミン

昔から薬として使われており、アーユルヴェーダでは欠かせないハーブの一つになっているそうです。お酒を飲む方にはよく知られた成分ですね。

ミルクティーターメリックパウダーとシナモンパウダーをフリフリ、寒い冬にピッタリなスパイスティーがおすすめです。

ターメリックと言えば、みんな大好きカレーライス、ターメリックライスもいいですね。

 

ペパーミント

:シソ科、和名は西洋ハッカ

爽やかなメントールの香り、心も身体もスッキリ、リフレッシュします。

 

忙しく疲れが溜まっている方に

ハイビスカス

アオイ科、別名ローゼル

爽やかな酸味と鮮やかなルビー色のハーブティーは世界中で人気があります。1960年代オリンピック選手がハイビスカスティーを天然のスポーツドリンクとして試合中に飲み、金メダルを獲得したことで有名になりました。

茶葉は面倒という方に、こちらのカップを使うと簡単にお茶を入れることができます。
 
トワイニングのバラエティパックは、ペパーミントティーローズヒップハイビスカスティー、温まるレモン&ジンジャー、ジャーマンカモミールの4種のハーブティーが楽しめます。

 

マテ茶

:モチノキ科

パラグアイ、ブラジル、アルゼンチンの南米3カ国に生育しカフェインを含み、西洋のコーヒー、東洋の茶と並んで世界の3大ティーと言われています。アーユルヴェーダでも用いられます。

 

エキナセア

:キク科、和名はムラサキバレンギク

北米の先住民が最も大切にしたハーブと言われています。風邪やインフルエンザの季節に人気があるハーブです。

 
エキナセアブレンド2p含む3種類6pのウィンターティーセット、生活の木さん冬のおすすめです。

 

ハーブで元気と綺麗を目指しましょう。

師走はやっぱり忙しい。12月を元気に乗り越えて楽しい新年を迎えられますように。

 

 

 

寒い日にお腹から温まるスパイスハーブ

アップルパイなどのお菓子に使われ甘い独特な香りが美味しさを引き立てるスパイスハーブ、シナモン。八ツ橋もシナモンが美味しい。コーヒーチェーン店にはシナモンパウダーが置いてあり、手軽に一振りで風味をプラスすることができますね。子供の頃、ニッキ飴は美味しくなかった思い出があります。シナモンはとても身近なハーブです。

寒い季節に常備してほしいスパイスハーブ、シナモンについて紹介します。

 

シナモンとは

学名:Cinnamomum vrrum,Cinnamomum zeylanicum

和名:セイロンケイヒ、セイロンニッケイ

科名:クスノキ科

使用部位:樹皮

シナモンは南インドスリランカなどの熱帯地方や中国、ベトナム原産のスパイスハーブです。数千年も前から東西の伝統医学に用いられおり、世界最古のスパイスの一つと言われています。紀元前4000年頃からエジプトでミイラを保存するための防腐剤として使われたり、儀式にも使われていたそうです。日本には8世紀前半に乾燥されたシナモンが薬として伝えられました。

 

シナモンの成分

アルデヒド、オイゲノールなどの精油、タンニン、オリゴメリックプロシアニジンなど

シナモンの嬉しい効果

  • 消化機能を良くする
  • お腹の張りを改善
  • 抗菌、抗真菌、抗ウイルス作用
  • 血糖調節作用
  • 血流を改善

メディカルハーブとして使う時は、樹皮に1〜2%の精油を含むものを用います。精油は桂アルデヒドやオイゲノールを含み、強力な抗菌作用や抗真菌作用、抗ウイルス作用を発揮します。ドイツのコミッションEモノグラフ(ドイツでハーブを医薬品として利用する際の安全性などを承認する機関)ではシナモンの樹皮のハーブティーを腹部膨満感や鼓腸、胃液の分泌調整に使います。

注意が必要な方:シナモンにアレルギーのある方は注意。妊娠中の方は控えめにしましょう。

漢方でのシナモン

生薬名:桂皮

陽虚、温める力が不足して冷えている方に用います。食欲不振、胃もたれ、消化不良時の健胃、整腸作用があります。冷えからくる腹部や関節などの痛みを和らげ、排尿障害、下痢などにも有効です。瘀血(血の滞り)を改善するので、月経痛や月経前症候群にも効果的。

気虚冷え性、温める力が足りない方、瘀血で血の滞りが悪く冷えを感じるかたにおすすめです。

気虚?瘀血?↓こちらの記事をご覧ください。

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シナモンは大熱、強く温めるので、暑がりの方やお子さんには注意が必要です。

 

 

シナモンを楽しもう

コーヒーにシナモン

コーヒーを飲む時はにシナモンパウダーをフリフリ。コーヒーは少し体を冷やす作用があるので、冷えが気になる方はシナモンを加えて飲むのがおすすめです。甘みを加えたい時は黒糖がいいですね。

 

紅茶にシナモン

紅茶になつめとシナモンをプラス。紅茶は体を温め、気持ちが落ち着く作用があります。気持ちを穏やかにして、胃腸の働きを整えるなつめ、シナモンを加えれば、寒くて胃腸の調子が良くない時にピッタリな飲み物になります。ミルクティーにしたり、黒糖や蜂蜜を加えてもおいしくなります。

ミルクティーにシナモンパウダーをフリフリするだけでもとても温まります!

 

シナモンでホットワイン

赤ワインが余ってしまった時は、ホットワインはどうでしょう。

赤ワイン

シナモンスティック

クローブなど他にもスパイスがあれば

レモン、蜂蜜や砂糖を加えて火にかけ、少しアルコールが抜けるくらい加熱すれば出来上がり。

身体の芯から温まるホットワインの出来上がりです。

赤ワインとシナモンパウダーだけで簡単ホットワイン

耐熱カップでワインを50秒ほど温め、蜂蜜や砂糖をお好みで加え、シナモンパウダーをフリフリで完成です!すぐに完成、いつでも楽しめます。

 

風邪予防のブレンドハーブティー

シナモン、エキナセアジャーマンカモミール

免疫力アップ、心身ともに温まりホッとできるハーブティーです。


身近なハーブシナモン、バタートーストにシナモンシュガーをフリフリ、ヨーグルトやリンゴなどにフリフリしても美味しいですね。

寒い日はシナモンをフリフリ、冷え対策に役立ててください。

 

 

 

 

漢方気血水タイプのチェックと養生の方法。元気と綺麗を目指しましょう。

気血水は以前の記事で紹介しましたが、人体を構成し生命活動を維持するもので、漢方の基本の考え方の一つです。

 

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気血水は互いに助け合ってコントロールし、全身を巡っています。

気血水が体内を満たし、バランスよく巡っていると健康を保つことができると考えます。

気血水は元々の体質に加えて、その時の環境などにも影響を受けます。タイプチェックをすることで自分の体調と向き合い、元気と綺麗を目指すことができます。

今回の記事では、気血水チェックで今の体の状態を知ることができます。

日々の養生(生活、食事、運動法など)の方法もお伝えします。

 

気血水タイプ別チェック

気になる症状をチェックして自分のタイプを知りましょう。

気虚タイプ

⬜︎疲れやすい、倦怠感が強い

⬜︎朝が苦手

⬜︎体を動かしすぎると具合が悪くなり、休むと楽になる

⬜︎風邪をひきやすい

⬜︎寒がり、冷え性

⬜︎何もしなくても汗をかく又は無汗、むくみやすい

⬜︎下痢をしやすい

⬜︎食後すぐに眠くなる

⬜︎息切れしやすい

⬜︎声が小さい

 

血虚タイプ

⬜︎乾燥肌、肌にツヤがない、顔色が白い

⬜︎目が疲れやすい、しょぼしょぼする

⬜︎めまいや立ちくらみがある

⬜︎手足の痺れ、筋肉が痙攣することがある

⬜︎眠りが浅く、夢をよく見る

⬜︎物忘れが多い

⬜︎コロコロ便、便秘気味

⬜︎動悸がする

⬜︎爪が薄くてもろい

⬜︎白髪、髪のパサつき

 

津虚タイプ

⬜︎口が乾く、声が枯れる

⬜︎皮膚が乾燥してカサカサ

⬜︎空咳が出る

⬜︎ほてり、のぼせがある

⬜︎寝汗をかく

⬜︎尿量が少ない

⬜︎コロコロ便、便秘気味

⬜︎目の乾燥

⬜︎関節がスムーズに動かない

 

気滞タイプ

⬜︎イライラして怒りっぽい

⬜︎ストレスが多く気分が不安定

⬜︎お腹が張り、ゲップやガスが多い

⬜︎部位や強さが違う痛みがある

⬜︎緊張しやすい

⬜︎喉が使えた感じがする

⬜︎下痢と便秘を繰り返す

⬜︎胸や脇腹が張った感じ

⬜︎暴飲暴食をしがち

⬜︎体重の増減が激しい

 

瘀血タイプ

⬜︎顔色が暗い

⬜︎シミやアザができやすい

⬜︎肩こりや腰痛、頭痛などの慢性的な痛みがある

⬜︎下半身は冷えているのに上半身はのぼせやすい

⬜︎目の下のクマができやすい

⬜︎肌荒れしやすい

⬜︎唇や舌が紫色っぽい

⬜︎足の血管が浮き出ている

⬜︎お腹周りが太りやすい

⬜︎月経痛が強い

 

水滞タイプ

⬜︎むくみやすく、体が重だるい

⬜︎雨の日や梅雨に具合が悪くなりやすい

⬜︎胃腸が弱い

⬜︎下痢、軟便になりやすい

⬜︎鼻水や鼻詰まり

⬜︎痰がからみやすい

⬜︎よく吐き気やめまいがする

⬜︎喉が乾きにくい

⬜︎朝、手足の指や関節がこわばる

⬜︎車酔いしやすい

 

どのタイプが多かったですか?

まずは一番チェックの多かったタイプの生活養生を取り入れてみましょう。

 

気血水タイプ別養生の方法

気虚タイプの養生

生命エネルギーである気の量が不足し、機能が低下している状態です。

原因は?胃腸の働きが低下すると消化吸収の働きが悪くなり、気の生成が不足します。過労、睡眠不足、朝食抜き、汗のかきすぎ、ダイエット、病気などで気は消耗します。

 

対策は?早寝早起きで気を高めましょう

気は朝作られます。早寝早起きをして、朝の時間を大切にしましょう。特に朝食をしっかり食べるようにしましょう。

過労や睡眠不足、食事制限は禁物です。休息、睡眠をしっかり摂ることが大切です。

胃腸の機能を高めることで気は高まります。お粥など胃腸に優しい食べ物がおすすめです。

体を温める食べ物をとり、冷やす食べ物はなるべく控えましょう。

 

おすすめ食材:山芋、じゃがいも、さつま芋、カボチャ、ニンジン、しいたけ、りんご、大豆、枝豆、もち米、玄米、牛肉、豚肉、鶏肉、牛乳、豆乳、甘酒、ハチミツ、なつめ、高麗人参など

気を補う穀類、芋類、豆類などをよく噛んで食べましょう。

おすすめ薬膳茶:ほうじ茶+なつめ

 

激しい運動で気を消耗しないように、ウォーキングなど軽めの運動がおすすめです。

長風呂は汗と一緒に気も出てしまうので、軽く汗が出る程度にしましょう。

 

血虚タイプの養生

栄養と潤い、精神活動の元となる血が不足している状態です。

原因は?胃腸の不調、消化機能低下による栄養不足が血の生成を妨げます。無理なダイエット、偏食少食、目や頭の使いすぎ、夜更かしなども血を消耗します。気の不調を伴うことが多いです。

 

対策は?夜更かしスマホの使いすぎはやめましょう!

無理なダイエットは禁物、三食しっかり栄養を取ることが大切です。

夜更かしせず、早めに就寝し睡眠時間を確保しましょう。寝る前のスマホ血虚につながります。

 

おすすめ食材:黒豆、黒米、黒胡麻、黒キクラゲ、黒糖、くるみ、松の実、アーモンド、ほうれん草、レーズン、牛肉、豚肉、牛乳、卵、赤身肉、レバー、くこの実、なつめなど

黒いものと赤いもの、ドライフルーツやナッツ類など種や実の物がおすすめです。

おすすめ薬膳茶黒豆茶+くこの実、なつめ

お風呂上がりのストレッチがおすすめです。無理のない、軽めの運動から始めましょう。

 

津虚(陰虚)タイプの養生

全身を潤す津液が不足している状態です。身体の余分な熱を冷ます機能が低下しています。

原因は?胃腸の不調や機能低下による生成不足、汗を大量にかくことによる過剰消耗、辛いもの熱いものの食べ過ぎ、過労や睡眠不足も津液(陰液)を消耗します。

 

対策は?十分な睡眠をとりましょう!

夜遅くまで活動していると陰液を消耗してしまいます。深夜0時までに寝るようにしましょう。

こまめに水分を補うことも大切です。辛いものや刺激物は控えるようにしましょう。

 

おすすめ食材:白キクラゲ、百合根、山芋、牛乳、豆乳、ヨーグルト、白胡麻、ハチミツ、松の実、アーモンド、くるみ、卵、豚肉、梨、冬瓜など

白いものは身体に潤いを与えます。

おすすめ薬膳ドリンク:牛乳+白胡麻、ハチミツ

 

汗のかきすぎに気をつけて、軽めの運動をしましょう。

 

気滞タイプの養生

生命エネルギーである気の流れが滞っている状態で、精神的に不安定になりやすい状態です。

原因は?心配事が多い、我慢のしすぎ、環境の大きな変化などによりストレスを溜めてしまうこと、不規則な生活習慣は気の流れを悪くします。

 

対策は?ストレスを溜めない対策をしましょう。ストレスが長引いて疲労困憊になる前にストレス対処をすることが大切です。

趣味や推しなど好きなことでストレスを解消したり、お友達に話を聞いてもらうのもストレス解消になりますね。運動を楽しむのもおすすめです。

人それぞれですが、ストレスに対応する適応力を大きくする事で、ストレスに抵抗する力が強くなります。

不規則な生活習慣の方は、まずは睡眠の見直しから始めてください。

アロマテラピーやリラックス系のハーブティーで自分の時間を大切にしましょう。

 

おすすめ食材:ネギ、ニラ、シソ、ミツバ、春菊、セロリ、小松菜、大根、ニンニク、しょうが、胡椒、八角、ミント、ミカン、ゆず、グレープフルーツ、チンピ、菊花など

香味野菜やスパイス、ハーブを上手に利用しましょう。

おすすめ薬膳茶ジャスミン茶+チンピ(みかんの皮)

 

気の流れを良くするために思いっきり体を動かしましょう。

ヨガなど呼吸法によりリラックスして、心と体のバランスを整えるのもいいですね。

 

瘀血タイプの養生

栄養の元となる血が滞っている状態で、血行不良になっています。

原因は?循環機能の低下による血の停滞もありますが、冷えやストレスは血の流れを悪くします。長時間同じ姿勢も滞る原因となります。

 

対策は?体を動かして血行をよくしましょう!

シャワーよりも湯船につかると血行が良くなります。

長時間同じ姿勢にならないように、休憩を入れて体を動かしましょう。

体が冷えている方は腰回り、下半身を温めて冷やさないように気をつけましょう。

 

おすすめ食材:タマネギ、ニラ、ネギ、ラッキョウミョウガ、黒豆、モモ、酢、ショウガ、唐辛子、黒砂糖、カカオ、紅花など

辛味野菜など、体を温め血行を良くする食事を摂りましょう。

おすすめ薬膳茶:紅茶+ローズ、黒砂糖

 

足腰の血行を良くする下半身の運動をしましょう。

腰を回したり、足や腰を中心にしたストレッチを行い、ウォーキングや軽いジョギングをしましょう。

 

水滞タイプの養生

体に余分な水分「湿」が溜まった状態で、水分代謝が悪くなっています。

原因は?冷たいものや水分の取りすぎ、暴飲暴食や多量のアルコールは余分な水分を増やします。身体の冷えは水分代謝の妨げになります。環境(梅雨時期など)も影響します。

 

対策は?身体の冷えをとり、湿気に気をつけましょう!

暴飲暴食、水分の取り過ぎに注意し、飲み物は温かいものを少しづつ摂るようにしてください。

冷えると水分の代謝が悪くなります。冷えやすい腰や足など気をつけてください。

湿気に弱いので、できれば寝室は日当たりの良い部屋にしてください。

半身浴で、汗をかくのもおすすめです。体からいかに余分な水分を出すのかが重要です。

 

おすすめ食材:小豆、黒豆、大豆、緑豆、昆布、わかめ、きゅうり、冬瓜、大根、もやし、スイカハトムギ、ショウガなど

豆類やウリ科の食べ物は余分な水を流します。

おすすめ薬膳茶:ハト麦茶+黒豆

 

ウォーキングやジョギングなど、汗が出るくらいの運動を心がけてください。

 

タイプはどうでしたか?気血水は影響し合っているので、まずは一番多かったタイプの養生をすることで、全体的にバランスが取れ改善していきます。

 

私は小さい頃から胃腸が弱く気虚タイプです。

温かいもの、胃に負担がかからない、元気が出る食材を意識して摂るようにしています。もちろん、揚げ物、焼き肉、ラーメンも好きで食べますが続けて食べないようにしています。

首、手首、足首、お腹が冷えないように気をつけ、ゆっくり自分のペースを守るように心がけています。

どうしてもできない養生が睡眠時間の確保です。睡眠の質は良いと感じますが、就寝時間が遅くなってしまいます。夜型の生活が身についてしまっており、今後の課題です。

 

仕事の時間が不規則だったり、家族の時間に合わせたり、なかなか全ての養生を続けることは難しいと思います。

無理はしないで、ストレスになってしまいますから。少しづつできることから続けてください。日々の養生で体調は変わっていきます。元気と綺麗を目指しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハーブを楽しむためにAmazonブラックフライデーで買ったもの、買いたいもの

ハーブを楽しむために、Amazonブラックフライデーの先行セールで買ったもの、ブラックフライデーで購入したいものを紹介します。
Amazonブラックフライデーは11月24日(金)から12月1日(金)まで開催されます。
 

トワイニングハーブティー

バラエティーパック40P
4種のハーブティーが10pづつ、紅茶で有名なトワイニングのハーブをティー手軽に楽しめます。
カモミール、ペパーミント、ローズヒップ&ハイビスカス、レモン&ジンジャー
紅茶のセットもセールになっています。その日の気分で選べるアソートパック。寒い冬は、シナモンや蜂蜜を加えて楽しみます。
 

 

 

 

HARIO

100年以上続く、日本の耐熱ガラスメーカーHARIOでセールになっているものがありました。

HARIOフィルターインボトル300mlを購入。

飲み口部位にフィルターがついており、茶葉がゆったり広がるのがいいです。

水出し茶用ですが、耐熱ガラス製120度なので、今回は熱湯を使い薬膳茶を作りました。

水出しにするとカフェインやタンニンの抽出が抑えられるので、緑茶やマテ茶などを水出しするのにも使おうと思います。

少し横にしても漏れることはありませんでした。保温保冷効果はありません。熱湯を入れると熱くて冷めるまでガラス部位を持つことはできません。ここが欠点。基本水出し用なのかな。

便利そうなので、ポータブルタイプも購入しようと思います。
ポータブルタイプは樹脂製160mlと400mlがあります。どちらにしよう。

 
 
こちらのポットも蓋の裏側に茶こしがついているので、茶葉がゆったりと広がります。茶葉が踊って美味しいお茶を入れることができます。
このポットをお教室で使っている先生が多いです。追加購入しようと思います。

 
ワンカップティーメーカーもとっても便利です。ガラスカップは電子レンジ温めもOKですよ!

蓋をして抽出できるのがいいです。

 
 

BODUM ボダム

保温保冷二重構造になっている定番グラスもセールになっています。電子レンジOKなのでこちらもおすすめです。追加購入検討中です。

 
 

VT COSMETICS

VTもとてもお得になっています。伝統の美容にいい植物成分、CICA(ツボクサエキス)シカ製品で家族みんなの綺麗を目指します。定番マスクは家の男子用に。

 

 

 

漢方の学び方、漢方の基礎

最近は漢方の学びをしていなかったので、少し復習することにしました。

メディカルハーブの勉強を続けていますが、ハーブの勉強より前に漢方スクールに通いました。その経緯と漢方の基礎について少しまとめてみます。漢方や薬膳についてこれから学ぼうと思っている方の参考になれば幸いです。

 

漢方の勉強を始めたきっかけ

40代半ば、疲れやすかったり、イライラしやすかったりと自分の体の変化に伴う不調を感じることが多くなりました。

薬局で調剤業務をしていると、少しのことですぐに病院を受診し、薬を処方してもらう方が多い事が気になります。

私が調剤薬局で働き始めた20年以上前と比べ、最近は漢方薬が処方されることがとても多くなっていますが、漢方薬をよく知らないことなどがきっかけとなりました。

どこでどうやって学ぶ?

漢方を学ぶのに、薬剤師には漢方薬生薬認定薬剤師を目指し勉強する講座があるのですが、私が学びたい事とは少し違いました。調べたところ、誰でも受講できる通信講座から通学実習が必須のスクールまで、様々な学び方がありました。

  • 本草薬膳学院:中医薬膳師コース(ユーキャン薬膳コーディネーター)
  • 日本中医学院:国際中医薬膳師
  • 薬日本堂:漢方スクール(薬膳・漢方検定)

食事の大切さを感じていたので、薬膳師もすごく気になったのですが、漢方の基礎から、養生について、疾患別漢方、漢茶、薬膳のコースもある漢方薬局大手の薬日本堂さんの漢方スクールに決めました。

薬膳・漢方検定

受講料がかかる事なので、まずは漢方に興味が持てるか知るために、市販のテキストで勉強できる「薬膳・漢方検定」を受験するための勉強をしました。

 

漢方は、自然哲学に基づいた医学。

自然哲学??何のこと??

漢方が重要としているのは、自然と調和して心身のバランスを整え、生命力を高めること。

毎日の生活習慣に留意して、自分の心と体に向き合うことこそが漢方の根底にあるもの。

漢方の起源にあたる中国医学の古典には「上工治未病」(じょうこうちみびょう)という有名な言葉があり、病気になる前に体が出したサインを感じ取り、病を未然に防ぐことが大切。

これこれ!

漢方の考え方の基本と薬膳の基本を学ぶことができます。

漢方の理論を素直に受け入れることができれば楽しく勉強できると思います。

合格率は毎回9割前後と高く、公式テキストをしっかり読み込めば合格可能です!

試験当日は老若男女、様々な方が受けていました。今はオンライン受験になっています。

健康に、美容に、仕事に役立つ内容がいっぱいです。

この検定は、漢方の理論と薬膳、養生の仕方まで学ぶことができるので、漢方や薬膳のことを知りたいけれど何から始めたらいいかわからない方におすすめです。

 

薬日本堂漢方スクール

漢方養生指導士初級(現在はベーシック)の勉強を通信で始めることにしました。当時は通学又は通信でしたが、現在は通学コース、オンラインコース、通信コースがあるようです。

初級の学びは中級、上級に進んでからもとても重要になる部分なので、スクールで先生の経験談なども含めた講義を受けた方が理解が深まると感じました。オンラインコースは、リアルタイムで通学コースと同じように学べるようです。

漢方の歴史、基礎、生理学、病因論、養生法などを学ぶことができます。陰陽五行説とは、気血水とは、五臓六腑とはをしっかり理解することが漢方を学ぶ大事な基礎となります。

試験直前講習をスクールで受けたのですが、一人で勉強していた時と違い、その数時間で一気に理解を深めることができました。

中級(アドバンス)、上級(漢茶マスター)は通学コースで受講しました。

https://www.kampo-school.com

 

↓オンラインで気軽に始めることができる薬膳の講座です。無理なく自分のペースで学びたい方に良さそうです。

  

 

漢方の基礎、考え方

漢方とは

奈良時代に中国から伝来した古代中国医学を基本とし、日本の民族の特性、風土の影響を受けながら独自に発展し、実践されてきた医療体系です。

漢方=漢方薬ではなく、漢方薬鍼灸、あんま、気功、薬膳など医学、薬学、養生学の全てが含まれます。

重要なのは生命力、自然治癒力を高めることです。

漢方医学と現代医学の違い

漢方医学

古代自然哲学を基礎理論としています。全体的に考え、正気(自己免疫力、自然治癒力)を重視します。心と身体とは切り離せないもの、治療とはバランスを回復するものと考えます。病人に着目した治療です。

現代医学

近代西洋科学を基礎理論としています。部分的に考え、病気を重視します。病気に着目した治療です。

 

陰陽五行説

陰陽五行説は、「陰陽論」と「五行説」という2つの哲学的思想の融合から成り立っています。

陰陽論

自然の全てが「陰」と「陽」から成り立つと考えます。陰陽が調和し、巡ることでバランスを保っています。人間の体も自然と同じように、陰陽のバランスを保つことが健康に繋がります。

陰陽の対立

陽は温かく、明るく、活動的。陰は静かで冷たく、落ち着いたものです。

 地 月 夜 静 冷 女 水

 天 日 昼 動 温 男 火

陰陽の依存

陰陽は互いに対立的で、お互いに依存し合っており、どちらか一方のみで存在することはできません。陰と陽、どちらも必要です。

陰陽の消長

陰陽のどちらか一方が盛んになると、もう一方が衰えるという変化を常に繰り返しています。

陰陽の転化

陰陽の質の変化。風邪で寒気(陰)を感じた後に熱が出る(陽)のような質の変化です。

「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる」

寒い冬もピークを過ぎれば徐々に春がやってきます。

人体の陰陽

 腹部 下半身 五臓 血水(津液)

 背中 上半身 六腑 気

太陽が当たる背中が陽です。

 

五行説

万物は「木火土金水」の5つの基本要素から成り立っていると考えます。互いに助け合い、抑制し合ってバランスを保っています。人間も自然と同じように、5つの要素が助け合い、抑制し合ってバランスをとることが健康に繋がります。

五臓「肝心脾肺腎」

五臓とは生命活動の基礎となる気血水の生成、貯蔵、運搬を担うものです。西洋医学と重なる部分もありますが、五臓とは具体的な臓器ではなく、体内の5つの生理機能を表します。

:精神の安定、自律神経、情緒など

:心臓の循環機能、意識など

:消化吸収機能、水分、栄養の代謝など

:呼吸機能、皮膚機能など

:生命機能維持、生殖系、泌尿器系など

 

気血水について

人体は「気」「血」「水」に3つの要素で構成されており、生命活動の基礎となるものです。気は陽、血と水(津液)は陰にわけて考えます。

気とは

人体の生命活動の最も基本、生きる力の元になるエネルギーです。生まれる時に両親から受け継いだ「先天の気」と生きていく中で取り込む「後天の気」の2種類からなります。

生まれながらの体質を理解し、日々の食事、運動、休息などの養生により後からでも気を高めることは可能です。

気には、体の生理活動、体温の調整、外界から体を守る働きなどがあります。気が不足している状態を「気虚」滞っている状態を「気滞」と言います。

気虚タイプ:疲れやすい、風邪をひきやすい、食欲がわかない、食後眠くなるなど

気滞タイプ:イライラする、気分不安定、お腹が張る、喉や胸がつかえる感じなど

血とは

全身に栄養を供給し、潤すものです。精神活動の主な基礎物質、思考の源です。血が不足している状態を「血虚」滞っている状態を「瘀血」と言います。

血虚タイプ:乾燥肌、立ちくらみ、目の疲れ、物忘れ、夢が多い、手足の痺れなど

瘀血タイプ:シミあざができやすい、下半身の冷え上半身ののぼせ、肩凝り腰痛など

水(津液)とは

全身を潤す血液以外の体液を指し、水が不足している状態を「津虚」、滞っている状態を「水滞」と言います。

津虚タイプ:乾燥肌、コロコロ便、口の渇きなど

水滞タイプ:体が重だるい、むくみやすい、鼻水鼻詰まり、下痢軟便になりやすいなど

 

気血水が充実して、巡りが良ければ、全身にエネルギーや栄養を行き渡らせ、元気でいることができます。

 

気血水のタイプ別でライフスタイル、食事、運動など養生法があるので、今後の記事で紹介していきたいと思います。五臓の気になる症状でタイプをチェックすることもできるので、そちらも今後紹介します。

 

もっと気軽に漢方のことを知りたいという方に、漢方養生に関するおすすめの本2冊を紹介します。

薬日本堂漢方スクール講師、鈴木先生の著書です。漢方の基礎から養生法まで楽しく学ぶことができます。

 

季節によって養生法は変わってきます。「漢方の暮らし365日」を手元に置いて、日々の養生の参考にしています。著者は漢方薬局を長年経営されている薬剤師の方で、経験豊かな人生の大先輩です。

養生法や漢方の基礎知識についてもわかりやすい言葉で解説されており、とても参考になります。

 
 
 
漢方とメディカルハーブに共通することは、自然治癒力を高めて心身のバランスを整える働きです。
漢方の考えは、今の自分の体の状態を知る大切な指針になっています。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月のおすすめハーブティー

11月に入り、立冬が過ぎ、秋が深まり、冬至まで日が短くなります。

私は毎年10月から11月にかけて、気持ちが沈みがちになったり、ザワザワすることが多いと感じます。日照時間が短くなると気持ちが沈んでしまう方が多いようで「冬うつ」と言うそうです。

白夜で知られる北欧では、極夜という太陽が昇らない季節もあります。日照時間が極端に短いので、日の光を補うランプを使ったり、北欧テキスタイルで知られるように、カーテンなどファブリックは植物など温かみのあるモチーフが好まれているようです。

↓家のカーテン、北欧テキスタイルにしています。

日照時間が短くなると、メンタルに影響するセロトニンの体内での分泌が減少し、体内時計のバランスが崩れる原因となります。秋冬は、太陽の光をしっかり浴びることを意識しましょう。朝起きたらカーテンを開け、太陽の光を浴びることも大切です。

 

11月のおすすめハーブティーを紹介します。

セントジョンズワート

サンシャインハーブとも言われ、前向きになりたい方、ゆっくり休みたい方に。

ジャーマンカモミールとのブレンドハーブティーは、おやすみ前に。

ローズ

バラは香りの女王と言われ、アロマテラピーでも重要な精油として使われますが少し高価なものです。ハーブは精油より手軽に楽しむことができます。

薬膳茶では巡りを良くするために良く使います。

紅茶やほうじ茶とのブレンドは、巡りを良くして暖かく癒しの時間におすすめです。

つぼみはとても可愛くて、バラの香りは優雅な気分になりますね。

ポットで淹れるのが面倒な時、私はHARIOのワンカップティーメーカーを使っています。

 

 

パッションフラワー

時計のようなお花です。
トケイソウとも言われ、体内時計を整えるのに役立つハーブです。

おやすみ前のリラックスタイムに、ジャーマンカモミールレモンバームなどとブレンドするのがおすすめです。

カモミールパッションフラワーバレリアンブレンドされたおやすみ前のハーブティーです。↓

 
温かいハーブティーで心と体がほっこり、毎日の元気を目指しましょう。