myherbs’s diary

気軽に楽しんでいただけるハーブや薬膳を紹介していきます。

体調を崩しやすい3月の養生法とおすすめハーブティー

寒暖差が激しい3月は体の調子を崩しやすい時期です。寒い冬に体に溜め込んだものを発散し、活動的になる時期と漢方では考えます。

3月は卒業式があったり、新しい進路を決めて移動の時期でもあります。心身ともに悩みの多い季節です。楽しいこと、新しいことへの希望、不安、いつもより忙しい時期であり疲労が溜まってる方も多いのではないでしょうか。

今回は、春の養生法と3月におすすめのハーブティーを紹介します。

 

春の養生

春は植物が芽吹き、生命力や新しい陽の気に満ちています。冬の間にためて使わなかったものを出そうとする働きが強まります。

やる気、元気に逆らわずに心身ともに伸びやかに過ごしましょう。朝は早めに起きて、春の朝日をしっかり浴びましょう。

風邪(ふうじゃ)を防ぐことがポイントです。春は寒暖差が激しく、風が強く、心身に悪影響を与える風をふうじゃといいます。

身体の上部や皮膚にトラブルを起こします。花粉症も悪化させます。急に薄着にならず、衣類の調節に気をつけ、マスクや手洗いうがいでふうじゃを防ぐことが大切です。

肝を落ち着かせつこともポイントです。春は解毒、排毒の役割や自律神経のバランスを調整する役割がある肝の負担が大きくなります。

陽気が上がると肝の気がたかぶりやすく、感情が昂りすぎたり、血圧が上昇したり、めまいや目の充血など頭部に症状が現れます。

肝が高ぶると脾、胃腸の働きも弱くなる傾向があります。イライラした時は、深呼吸をしたり、アロマやハーブなど香を使って気分転換しましょう。

 

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おすすめ食材

春は、代謝を助ける苦味のある旬な食材、肝の高ぶりを抑える旬の野菜がおすすめです。脾を助ける甘みのある食材も取り入れましょう。生物や冷たいものはさけ、温かいものをいただきましょう。

菜の花、春菊、セロリ、タケノコ、菊花、キャベツ、ニンジン、大豆、柑橘類など

おすすめハーブティー

ダンディライオン+ペパーミント

肝を助けてデトックス、胃の調子を整えて、ほてりが気になる時にも。

ネトル+エルダーフラワー

花粉症の方におすすめ、デトックス効果も期待できます。

緑茶+菊花+くこの実

身体の余分な熱をとる緑茶に、目のトラブルに効く菊花とくこの実を加え、頭部もすっきりリフレッシュ&リラックスできます。

ジャーマンカモミール+チンピ

チンピは気の巡りを良くして胃腸の調子を整え、デトックス効果も。胃腸の調子を整え、リラックスできるジャーマンカモミールとの組み合わせ。

ジャスミンティー+ローズ

自律神経を整えるのに役立ちます。イライラ気持ちが沈んだ時におすすめです。

黒豆茶+ナツメ

水分代謝を良くして、デトックス効果も期待できます。胃腸の調子を整え、気持ちが穏やかになるナツメと組み合わせて、ほっこりしたい時におすすめです。

 

 

寒暖差が激しい春を元気に健康に過ごせるように、日々養生、ハーブティーや薬膳茶を取り入れてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

花粉症の養生

春一番が吹いて、花粉症の症状が出始めた方もいるのではないでしょうか。

漢方では風邪(ふうじゃ)が鼻水やくしゃみなどの花粉症の症状に影響すると考えます。

 

 

漢方での花粉症の考え方

漢方では肺の病は鼻に現れるというように、肺は鼻の症状と深い関係があります。肺には体表部の防衛機能があり、肺機能が落ちると、邪気(細菌、ウイルス、アレルゲンなど)が侵入しやすくなり、鼻の症状が現れると考えます。

肺の防衛機能が風邪(ふうじゃ)より弱いと花粉症にかかりやすくなります。

原因を知り体質を改善することが大切です。

気(生命エネルギー)が足りず(気虚)免疫力が下がる、また体を温める力がなく(陽虚)体が冷えていたり、脾肺腎の機能が低下して余分な水分がたまり花粉症の原因になります。

脾の機能低下 消化器官の働きが弱いと水分代謝が悪くなり、花粉症の原因となります。

肺の機能低下 防衛機能(免疫力)が弱っていると風邪(ふうじゃ)により花粉症にかかりやすくなります。

腎の機能低下 機能が弱ると体を温めることができず、冷えて水分代謝が落ち、花粉症の原因になります。

脾肺腎を強化することが症状の軽減に繋がります。

余分な水分、湿がたまる(水滞)ことで、寒熱を発生してしまい花粉症を発症します。

湿と熱により黄色い鼻水、鼻詰まり、目の充血などの花粉症の症状を悪化させます。

 

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花粉症の養生

漢方で花粉症の症状を軽くするために、症状が出ている時の養生と、症状が出ていない時に体質を改善する養生があります。

症状が出ている時の養生

症状が出ている時は、寒邪によるものか、熱邪によるものかを見分けて対処します。

風寒邪が原因の場合

肺の機能が阻害され余分な水分が鼻から溢れ出します。湿邪が多いと症状は悪化し、水様性の無色の鼻水とくしゃみがひどくなります。体を冷やさないようにして温め、寒邪を散らすことが大切です。

花粉症によく使われる漢方小青竜湯はこちらのタイプの時に効果的です。

おすすめ薬膳茶

黒豆茶&ほうじ茶、紅茶&シナモン

風熱邪が原因の場合

余分な熱が体にこもってしまいます。黄色やドロっとした鼻水、目の痒みや充血、喉が渇いたりする場合体の余分な熱をとるようにしましょう。

おすすめ薬膳茶

緑茶&菊花、緑茶&ペパーミント、タンポポコーヒー

目の症状が強い時は、菊花&くこの実もおすすめです。

症状が穏やか、出ていない時期の養生

余分な水分を身体に溜め込まないことが大切です。小豆や黒豆、ハトムギなど水はけをよくする食材を取り入れましょう。

水分や生野菜の摂りすぎは脾胃の負担になり冷えにつながり、水分代謝が低下します。普段から穀類豆類火を通した根菜類や緑黄色野菜などを中心にしましょう。

冷えがある方は、ネギやニンニクなど体を温める食材を積極的に摂りましょう。

気を補うために睡眠をしっかりとることも大切です。

と大腸は表裏関係にあるので、腸内環境を改善し便通を整えることが大切です。

は冬の時期に負担がかかりやすいので、下半身の冷えには特に注意しましょう。黒い食べ物、黒豆、黒胡麻などは腎を補います。

 

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花粉症や鼻水、鼻詰まりの症状には普段からの養生が大切です。一度生活習慣を見直し、バランスが取れた食事を摂るように心がけましょう。

症状が強く出ている時期は上手に医薬品を利用して、おすすめ薬膳茶も試してみてください。

 

花粉症ケアに!2月のおすすめハーブティー

今年もそろそろ飛び始めています。ムズムズしてませんか?

毎年、長い方は1月後半から5月くらいまでスギやヒノキなどの花粉に悩まされているのではないでしょうか。

植物の機能性成分を使って花粉症ケアをする、今回は花粉症の方におすすめのハーブティーを紹介します。

 

花粉症におすすめハーブ

ハーブではくしゃみや鼻水、鼻詰まりに直接働きかけるケアと、根本原因になっているアレルギー体質を改善するケアがあります。

ネトル

血液を浄化するクロロフィルを含み、アレルギー体質を改善し症状を和らげます。ドイツなどでは春先のアレルギーなどの予防に春季療法としてハーブティーなどで使われます。

エルダーフラワー

ヨーロッパやアメリカの伝統医学でも使われてきた歴史あるハーブです。血管透過性を調節して、粘膜や毛細血管の炎症を鎮める働きがあります。鼻や喉の粘膜の炎症によるくしゃみ、鼻水、鼻詰まりを除去する作用が期待できるので、花粉症や風邪の引き始めに効果的です。

ルイボス

老化に関わる活性酸素を取り除き、不老長寿のお茶とも言われます。花粉症などアレルギーの原因になるロイコトリエンという化学伝達物質を抑える作用が報告されています。

ジャーマンカモミール

炎症を鎮めてリラックス効果があるので、花粉による皮膚の炎症などがある時におすすめです。ルイボス同様ロイコトリエンを抑える作用が報告されています。

ペパーミント

鼻水が大量に分泌されたり、鼻詰まりが長く続くと頭がぼーっとしたり、重たく感じたりする場合があります。そんな時にはペパーミントのl-メントールの清涼感が中枢神経を刺激し、脳の働きを活性化します。爽やかな香りは、鼻詰まりをスッキリさせて頭痛などを和らげます。

ローズヒップ

花粉症のくしゃみ、鼻水、目の充血などの症状が長く続き、炎症がひどくなると大量のビタミンCが消費されます。レモンの20〜40倍の天然ビタミンCをチャージできます。

ハーブティーブレンド

ネトルティーは継続的に飲むことをおすすめします。

ドイツの春季療法ではネトル&エルダーフラワーが有名です。

鼻詰まりや頭痛がある時はペパーミントを加えてスッキリ、香りを楽しみながら温かいハーブティーを味わいましょう。

花粉症による炎症が長く続いている時は、ローズヒップをプラスしてビタミンCを補給してください。

ルイボスティージャーマンカモミールは手に入りやすいハーブです。皮膚の症状が気になる方におすすめのブレンドです。

ハーブの蒸気吸入

ボウルやマグカップなどにハーブを入れ、熱湯を注ぎ湯気を立たせます。

深呼吸するように湯気を鼻と口から大きく吸い込みましょう。

ペパーミントの爽やかな香りで症状も気持ちもスッキリです。

消炎作用のあるラベンダーやジャーマンカモミールは症状も気持ちも落ち着きます。

 

 

ハーブは花粉症の症状と症状が続くことによるイライラの両方、心身ともにケアすることに役立ちます。

 

日々の生活にハーブを取り入れて、健康と綺麗を目指しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

受験生に!1月おすすめハーブ

1月いよいよ受験シーズン本番です。なぜ日本の受験は一番寒いこの時期なのか。風邪、インフルエンザやコロナなど体調管理が大変ですし、雪など天気も気になります。

大学受験生は共通テストの自己採点を終え、国立二次試験や私立受験に向けて勉強を続け、高校受験生は2月3月の本番に向けて緊張が高まっている時期ではないでしょうか。1月から2月にかけて行われる中学受験、子供たちの体調管理やメンタルケアはとても大変です。

受験生の皆さんの体調管理やメンタルケアに役立つおすすめのハーブと飲み方、使い方を紹介します。

 



風邪予防のハーブ

エキナセア

免疫力を高めたり、ウイルスを抑える作用が確認されています。風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に。

エルダーフラワー

抗アレルギー作用があり、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなど花粉症や初期の風邪の症状に。欧米ではインフルエンザの特効薬とも言われています。

リンデン

ヨーロッパでは古くから風邪やインフルエンザに使われ、ドイツでは小児科で風邪の引き始めにリンデン&ペパーミントティーが処方されることがあり、風邪やそれに伴う咳への適応があります。

ローズヒップ

レモンの20〜40倍のビタミンCを含むので、発熱や感染症などビタミンCを多く消耗した時に補給に役立ちます。ローズヒップ&ハイビスカスティー疲労回復におすすめです。

ラベンダー

抗菌、抗真菌作用があり風邪の予防に役立ちます。

タイム

最も抗菌力の強いハーブと言われており、咳を鎮めたり、痰を出しやすくする作用が期待できます。

使い方

ハーブティー

ティーポットに細かくしたハーブ(200mlに小さじ山盛り1杯)を入れます。熱湯を注いで蓋をします。葉や花は3分、種子や根は5分抽出します。

ティーバッグを利用する時は抽出時にお皿などで蓋をします。

エキナセアはシングルだと少し飲みにくいかもしれません。甘い香りとほんのり甘みを感じるジャーマンカモミールやエルダーフラワーとブレンドするのがおすすめです。

エキナセア&エルダーフラワー

エキナセアジャーマンカモミール

このティーポットおすすめです。
②コーディアル(ハーブの濃縮シロップ)

作り方:鍋に水600mlを入れ沸騰させ、エルダーフラワー(ドライ)20gを入れて3分、火を止めて蓋をして3分蒸らします。コーヒーフィルターなどで濾します。鍋に戻し、お砂糖200g(または蜂蜜200g)を加えて少し煮詰めます。火を止め、あればレモン果汁を大さじ2を加えて出来上がりです。

消毒した瓶で保存し、冷蔵庫保存で1週間を目安に飲み切ってください。ローズヒップでも美味しくできます。

水や炭酸水で5倍ほどに薄めて飲みますが、冬場は温かい紅茶にそのまま加えて飲むのがおすすめです。ハーブティーが苦手なお子さんに甘くて美味しいですよ。

③芳香浴&蒸気吸入

タイムやラベンダーなど抗菌作用のあるドライハーブ10gをボールに入れ、熱湯500mlを注ぎ、精油などの揮発性成分を空気中に拡散します。

部屋の空気の浄化と共に、湿度を上げて乾燥を防ぎます。

マグカップにドライハーブ小さじ1を入れ、熱湯を注ぎ、揮発性の成分を蒸気とともに吸入する蒸気吸入はとても簡単で手軽に楽しめます。鼻や喉の粘膜に有効成分を直接作用させることができ、潤いを与えます。

ハーブを使用すると作用が穏やかで刺激が少なくお子さんにも安心です。

 

胃の不調がある時のハーブ

ペパーミント

消化機能を調整し、食欲不振、消化不良、吐き気などに効果的です。ストレスによる下痢や便秘、腹痛を繰り返す過敏性腸症候群の症状を和らげる効果も期待できます。

ジャーマンカモミール

炎症を抑え、胃の疲れや緊張を解きほぐします。

フェンネル

消化を助け、胃や腸に溜まったガスを排出し、お腹の張りを改善します。

シナモン

消化機能を促進し、消化不良や吐き気、お腹の張りを改善します。

使い方

ハーブティー

ジャーマンカモミール&ペパーミントは緊張による下痢の症状を起こしやすい方におすすめです。お腹と心を落ち着かせます。

ジャーマンカモミール&ペパーミント&フェンネルはお腹の張りもある時に。

紅茶にシナモンをプラス。お腹をしっかり温め気持ちが穏やかになります。

このカップを使うと茶葉のお茶がとても気軽に楽しめます。
②ハーバルバス

ジャーマンカモミール20gをお茶パックなどに入れ、お風呂に入れよく揉み出します。とても温まり、お腹と心がリラックスできます。

 

リフレッシュ、集中力をあげたい時のハーブ

ローズマリー

血行を促進し、脳の働きを活性化し、集中力を高める効果が期待できます。

ペパーミント

メントールの爽やかな香りが中枢神経を刺激して眠気を吹き飛ばし、脳の働きを良くします。

使い方

ハーブティー

ペパーミント&緑茶、頭がすっきりしてリフレッシュしたい時にぴったりです。

ハーブティーを持ち歩きたい方はこちら
②芳香浴&蒸気吸入

ローズマリーがお庭にある方は一枝、ドライの場合小さじ1杯をマグカップに入れ、熱湯を注いで勉強部屋に置いてみてはどうでしょうか。ペパーミントもとても気分転換になります。

 

気持ちが落ち着くハーブ

パッションフラワー

植物性の精神安定剤とも呼ばれ、精神的な緊張やそれに伴う不眠の症状を改善しますが、作用は穏やかです。体内時計の調整にも役立ちます。頭痛や生理痛などの痛みも和らげます。

ジャーマンカモミール

ピーターラビットのお話では、興奮して疲れたピーターに母ウサギがカモミールティーを飲ませる場面があります。心身をリラックスさせるので、気持ちが落ち着き、リラックスしたい時、寝る前におすすめです。

リンデン

不安や興奮を鎮め、心身の緊張を和らげるので緊張して眠れない時におすすめです。

ラベンダー

神経を穏やかにし、筋肉の緊張を和らげます。ストレスなどによる自律神経の乱れにも効果的です。

使い方

ハーブティー

パッションフラワー&ジャーマンカモミール&リンデン、もしハーブが揃うようならお試しください。息子が大学受験の時、緊張と頭痛で落ち着かない時に淹れたブレンドです。

ジャーマンカモミールのミルクティートリプトファンを含む牛乳は気持ちが落ち着き、寝る前にぴったりです。腸内環境を整え、風邪予防にもなる蜂蜜をプラスするのがおすすめです。

②ハーバルバス

ラベンダー又はジャーマンカモミールのドライハーブ20gをお茶パックなどに入れ、お風呂に入れます。不安な気持ちが大きい時、気持ちも身体もリラックスできます。

ドライハーブ5gを洗面器に入れ、手浴、足浴もおすすめです。手足から温まり、身体中の緊張がほぐされます。

③芳香浴&蒸気吸入

ラベンダー又はシャーマンカモミールのドライハーブ10gに500mlの熱湯を注いでお部屋全体に、又はドライハーブ小さじ1をマグカップに入れ、熱湯を注いで気軽に楽しみましょう。緊張して不安な時、心身ともにリラックスできます。

 

 

*ハーブは特にアレルギーなどに気をつけてお飲みください。必ずハーブのパッケージの注意事項をよく読んでくださいね。

ハーブ専門店だけでなく、スーパーで購入できるハーブも取り上げているので、紅茶売り場などでも探してみてください。

受験生の皆さんの心と身体のケアに少しでも役立てていただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

カモミールのティーバッグ飲み比べ

りんごのようなフルーティーで甘い香りと味わいがあるカモミールティー。

リラックスしたい時や寝る前のハーブティーとしてとても人気があり、世界中で最も親しまれているハーブではないでしょうか。

私も寝る前のリラックスタイムに、少し胃が疲れているなと感じた時など、一番飲む機会が多いハーブティーです。

今回は4種類の気軽に楽しめるティーバッグタイプのカモミールティーを飲み比べてみました。

 

カモミールティーバッグ4種

オーガニックのヨギとハムステッドはとてもおしゃれ。

どれも飲んでみたいと思うキレイな外箱です。

ヨギティー オーガニックカモミール

原材料名:有機カモミール

原産国名:アメリカ合衆国

ハムステッド オーガニックロイヤルカモミール

原材料名:有機カモミール

原産国名:イギリス

トワイニングハーブティー カモミール

原材料名:カモミール

原産国名:ポーランド

ポンパドール カモミールフラワー

原材料名:カモミール

原産国名:ドイツ

 

原産国は様々で、世界でとても良く飲まれていることがわかります。

内袋はこんな感じです。それぞれ個性が出ています。

4種のティーバッグ飲み比べ

1p内容量

ヨギ:1.5g

ハムステッド:1.25g

トワイニング:1g

ポンパドール:1.5g

内容量は少しづつ違いました。どれも抽出しやすく粉砕されていますが、ヨギは少しだけ荒いように見えます。

ティーバッグの素材はハムステッドの無漂白が嬉しい。

ヨギはホチキスのようなもので留めてあるのが少し気になりました。

どれも甘くフルーティーな香り。

ハムステッドは香りが弱く感じました。

熱湯を注いで抽出してみます。

表示されている抽出時間

ヨギ:7分

ハムステッド:3分

トワイニング:4分

ポンパドール:5〜8分

今回は5分に統一して抽出しました。

左からトワイニング、ポンパドール、ハムステッド、ヨギ

熱湯を注いでお皿で蓋をして5分待ちます。(香りの成分が逃げないように)

蓋を外すと甘い香りが広がります。

からしっかり吸い込みアロマテラピー効果。

フラボノイドの綺麗な黄金色、少しづつ色味が違うように見えます。

茶葉が多いこともありますが、ヨギが一番濃い色に抽出されています。

 

飲み比べた感想

ヨギ独特の風味があり、しっかりしたカモミールの味わいと香りです。濃いめに淹れて、ミルクティーにするのがオススメです。寒い季節はシナモンと蜂蜜を加えると美味しい。シナモンと合うしっかりした風味があります。

ハムステッド爽やかさも感じるフルーティーな味わいです。香りは軽く爽やか。クセがなく、ストレートで飲みたいなと思いました。カモミールが苦手な方におすすめできます。少し蜂蜜などの甘みをプラスするとさらに飲みやすいです。

トワイニング:こちらもカモミールが苦手な方でも飲みやすい爽やかさも感じる味と香りです。ストレートでも、濃いめに淹れてミルクティーにしても美味しい、バランスが取れた味わいです。

ポンパドールカモミールの味わいと香りがしっかりしています。飲みにくいと感じる方は、ミルクティーにして甘みを加えると飲みやすく、美味しくなります。

おすすめ

🌿ハーブティーを飲み慣れていない方、爽やかでクセがないものが好みの方、カモミールがあまり得意ではない方にはハムステッドとトワイニングがおすすめ

🌿しっかりとしたカモミールが好みの方、ミルクティーにしてカモミールをしっかり味わいたい方、シナモンなどを加えてアレンジしたい方にはヨギとポンパドールがおすすめ

 

茶葉の量で爽やか、しっかりが別れた感もありますね。

ヨギとポンパドールは茶葉多め、長めの抽出時間を推奨しているので、しっかりした味わいを目指し、ハムステッドとトワイニングは短い抽出時間でより軽く爽やかな味わいを目指しているのかなあと思いました。

あくまで私の感想ですが、参考にしてください。

 こちらで購入できます

 

 

スーパーやカルディ、成城石井さんなどで購入できるので、お店でも探してみてください。

寒い季節、受験シーズンにもおすすめできるカモミールティー、好みのものを探してリラックスタイムに楽しんでください。

 

 

アンチエイジングに、お節料理の定番「黒豆」がおすすめ

黒豆は日本で古くから食べられてきました。江戸時代にはお正月のお節料理として、醤油や砂糖で煮た黒豆が食べられていたようです。黒豆は、まめに暮らし、まめに働き、1年元気に健康に過ごせるようにとの願いを込めてお節として食べられてきました。

タンパク質やイソフラボン、ミネラルなど栄養豊富な食材で、私はお正月でなくても常備して、良く食べるようにしています。

生命力と免疫力の元となる腎の働きを助ける黒の食材は、活動的になる春に備え、冬に積極的に摂ると良いと漢方では考えられています。

免疫力アップ、アンチエイジングにおすすめの黒豆について紹介します。

こちらの本を読んで、私も黒豆をよく食べるようになりました。人生の大先輩である著者の川手先生のお話はとても興味深く参考になり、おすすめの著書です。

 

 

黒豆の栄養成分について

黒豆は黒大豆と言われ、大豆の品種の一つです。大豆とほとんど変わらない栄養成分を含み、黒い種皮はアントシアニンの色素によるものです。

黒豆の嬉しい効果

動脈硬化心筋梗塞など生活習慣病の予防

サポニンには脂質の酸化抑制作用があり、レシチンは脂質の代謝を促し、循環器系の生活習慣病を予防します。アントシアニンやビタミンEは血中脂肪の酸化を抑制し、イソフラボンにもコレステロールを減少させる効果があります。

高血圧予防

血液をサラサラにするサポニン、余分なナトリウムを体外に排出し血圧を下げるカリウムが含まれます。

更年期症状の緩和

更年期には女性ホルモンであるエストロゲン分泌の減少により、イライラや不安、発汗やほてりなどの症状が起きることがありますが、エストロゲンと似た働きをするイソフラボンにより症状緩和が期待できます。

骨粗鬆症の予防

イソフラボンとカルシウムの相乗効果が期待できます。

便秘の改善

不溶性植物繊維は腸の蠕動運動を活発にし、オリゴ糖は腸内環境を改善することで便通を良くします。

美肌効果

アントシアニンやビタミンEは、体内の酸化を防ぎ、肌のシワやたるみなどを防ぎます。女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするイソフラボンは、肌の弾力や潤いを保ちます。

 

漢方での黒豆の効能について

黒豆衣(こくずい)、黒豆(こくず)と言われ漢方では生薬として様々な症状に利用されています。

(消化吸収を管理する)の働きを良くして、水分代謝を良くしむくみを改善。血を補って、血を巡らせる働きがあります。老廃物を排出し解毒作用もあります。

(成長、生殖、水分代謝を司る)の働きを高め、滋養強壮、老化防止、生活習慣病の予防に役立ちます。

漢方体質タイプ、血虚、瘀血、水滞の方におすすめです。

自分の体質を知りたい方はこちら↓でチェックできます。

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黒豆レシピ

圧力鍋を使った、とても簡単でシンプルな黒豆(甘さ控えめ)レシピ

材料

  • 黒豆 200g(普段は富沢商店の北海道産を使っています)
  • 砂糖 100g(花見糖を使っています)
  • 塩 少々
  • 水 1000ml

作り方

  1. 黒豆を水で洗う
  2. 黒豆を5,6時間水に浸す
  3. 2に砂糖、塩を入れて圧力鍋で10分加圧する
  4. 加圧終了後、中火で10分ほど煮詰めそのまま冷ます

煮汁ごと密閉容器に小分けし冷凍保存できます。3週間以内に食べ切るようにします。

手軽な市販の煮豆もいいですが、甘さ控えめシンプルな煮豆を是非作ってみてください。

 

黒豆茶もほっこりして美味しい。炒り黒豆とルイボスティーやほうじ茶とブレンドするのがおすすめです。ティーバッグタイプも市販で多く売られています。

ビタントニオの茶漉し付きタンブラーに炒り黒豆とほうじ茶をセット。好みの濃さに調整して入れることができるのが特徴。職場でも健康や美容に役立つ美味しいお茶を飲みたい方におすすめです。

 

 

美味しくて、栄養豊富な黒豆を摂らない手はないですよね。

免疫力アップ、アンチエイジング、美肌効果など様々な効果が期待できる黒豆を普段の食事やお茶に取り入れて、元気と綺麗を目指しましょう。

 

 

 

 

 

12月のおすすめハーブティー

今年も残すところ2週間程になってしまいました。若い時はイベントが多くて楽しい季節でしたが、12月はやらなければいけない事、予定が色々あって忙しい。昔、クリスマスソングは急げ!急げ!と急かされているように聞こえると母が言っていたことを思い出します。今回は忙しい12月におすすめのハーブを紹介します。

 

忘年会などで飲み過ぎ食べ過ぎが気になる方に

ダンディライオン(たんぽぽコーヒー、たんぽぽ茶)

:キク科、和名は西洋たんぽぽ

ノンカフェインで妊婦さん、産後のママに人気のハーブですが、忘年会シーズンにもおすすめです。ダンディライオンは世界各地の伝統医学で使われてきた歴史があり、蒲公英(ホコウエイ)と言って漢方薬の材料としても活用されています。

コーヒーの代わりに飲みたい方には、粉末タイプがおすすめです。

 

ターメリック(ウコン)

:ショウガ科、黄色色素クルクミン

昔から薬として使われており、アーユルヴェーダでは欠かせないハーブの一つになっているそうです。お酒を飲む方にはよく知られた成分ですね。

ミルクティーターメリックパウダーとシナモンパウダーをフリフリ、寒い冬にピッタリなスパイスティーがおすすめです。

ターメリックと言えば、みんな大好きカレーライス、ターメリックライスもいいですね。

 

ペパーミント

:シソ科、和名は西洋ハッカ

爽やかなメントールの香り、心も身体もスッキリ、リフレッシュします。

 

忙しく疲れが溜まっている方に

ハイビスカス

アオイ科、別名ローゼル

爽やかな酸味と鮮やかなルビー色のハーブティーは世界中で人気があります。1960年代オリンピック選手がハイビスカスティーを天然のスポーツドリンクとして試合中に飲み、金メダルを獲得したことで有名になりました。

茶葉は面倒という方に、こちらのカップを使うと簡単にお茶を入れることができます。
 
トワイニングのバラエティパックは、ペパーミントティーローズヒップハイビスカスティー、温まるレモン&ジンジャー、ジャーマンカモミールの4種のハーブティーが楽しめます。

 

マテ茶

:モチノキ科

パラグアイ、ブラジル、アルゼンチンの南米3カ国に生育しカフェインを含み、西洋のコーヒー、東洋の茶と並んで世界の3大ティーと言われています。アーユルヴェーダでも用いられます。

 

エキナセア

:キク科、和名はムラサキバレンギク

北米の先住民が最も大切にしたハーブと言われています。風邪やインフルエンザの季節に人気があるハーブです。

 
エキナセアブレンド2p含む3種類6pのウィンターティーセット、生活の木さん冬のおすすめです。

 

ハーブで元気と綺麗を目指しましょう。

師走はやっぱり忙しい。12月を元気に乗り越えて楽しい新年を迎えられますように。